AはBだが、AはBではない

この文章は一行目だが

この文章は一行目でない

これはきれい

 

太郎は男だが

太郎は男でない

ちょっと微妙

 

ダブルミーニングのやつが一つだろうと、まず考えた

 

人口の半分は男だが

人口の半分は男でない

何かニ分割にできるものか?

そしてそれが広く知られているというか常識的に腑に落ちる。

サイコロの目の半分は奇数だが

サイコロの目の半分は奇数でない

 

 

この行は十文字である

この行は十文字ではない 

でないだと成り立たないが考え方としてあり

 

七日間ある曜日のうち一つは日曜日だが

七日間ある曜日のうち一つは日曜日でない

後半の文はちょっと成り立って無くない?

日曜日でないのは複数あるっしょ

 

この文は肯定文だが

この文は肯定文ではない

 

片手は義手だが片手は義手ではない

 

今のところパターンとしては


・Aに指示語(またはそれに近いもの)を入れて、文脈によってAが指すものを変えているもの
例)>>53>>80>>87

・自己言及のパラドックス
例)※1 私は嘘つきだが私は嘘つきではない

・言葉の多義性 
例)※8("は"の多義性)>>2("男"の多義性)

同音異義語
例)>>9くらいかな?
構造としては対して変わらないのに露骨な>>53よりも>>80や>>87の方が評価が高いのは面白いな